当団体は本年4月1日より農振水産省が行う「令和6年度食品アクセス確保緊急支援事業」のうち「フードバンク等による食品提供の質・量の充実に向けた機能強化事業」を実施中です。
この事業は、食品ロスを削減し食品の提供の拡大を図るため、こども食堂や住宅確保用配慮者居住支援法人と連携しながら、生活困窮者へ支援物資を提供するものです。
〇こども食堂への食品の提供
こども食堂への食品の提供については、福岡県筑紫地区(大野城市、筑紫野市、春日市、太宰府市、那珂川市の5市)で活動するこども食堂90か所へ、食品廃棄物等多量発生事業者から寄付を受けた未利用食品を提供しています。 事業期間中(令和7年4月1日~令和7年9月30日)にエフコープ生活協同組合太宰府支所でパントリー(こども食堂運営者への食品提供)を実施し、実施期間中で約48.0tの未利用食品をふくおか筑紫こども食堂ネットワークのこども食堂に提供する予定です。


〇居住支援法人を通じた生活困窮者への食品の提供
居住支援法人を通じた生活困窮者への食品の提供については、全国居住支援法人協議会の協力を得ながら、福岡県内の居住支援法人(県内総数52団体)を通じ、当該地域の生活困窮者へ食品廃棄物等多量発生事業者から寄付を受けた未利用食品を提供しています。
令和7年4月から令和7年9月にかけて月に1回、福岡県内の5か所の居住支援法人を経由して段ボール2箱ずつの未利用食品を生活困窮者へ届けていく予定です。



